【2024年】夏競馬とは?特徴や他シーズンとの違い・注目レースについて徹底解説!
今回は夏競馬について解説していきます。
はじめに、2024年の夏競馬は6月29日〜9月1日までとなっています!
競馬に3つあるシーズンのうちの1つですが、実は全シーズンを通して最も盛り上がりに欠ける時期と言われており、競馬ファンも避けてしまいがちなのがこの夏競馬。
では、そんな夏競馬にはどんな特徴や傾向があり、なぜそう言われてしまうのでしょうか。
そんな疑問を解消すべく、競馬マスターズが夏競馬について徹底的に解説していきます!
本記事で分かること
夏競馬の特徴を知りたい方は前半部分を中心に。
攻略法や実際の予想法を知りたい方は後半部分をよく読みこんでおくことがおすすめです。
では、まずは「夏競馬とは何か」について確認していきましょう!
夏競馬とは?
夏競馬はその名の通り「夏」に開催されるレースのことを指します。
ただ、正確には「主要競馬場でレースが開催されない期間」を夏競馬といい、その概要は下記のとおりです。
主要競馬場とは | G1レース開催が多い東京,中山,阪神,京都の4会場を指す |
---|---|
例年の夏競馬の始まり | 宝塚記念(G1)の翌週土曜日から夏競馬の期間 |
例年の夏競馬の終わり | 主要競馬場でのレース開催がある前週の日曜日が夏競馬最終日 |
夏競馬の期間はいわゆるローカル競馬場と言われる上記4会場以外の競馬場でレースが開催されます。
ローカル競馬場でレースが開催される理由は主に2つ。
1つは、主要競馬場の調整です。
主要競馬場は重賞レースのメイン会場になることが多いため、それが一段落ついた6月下旬ごろにメンテナンスが必要になります。
そしてもう1つは、時期的に避暑地を会場に設ける必要があるからです。
もちろん全てのローカル競馬場が避暑地であるわけではありませんが、夏競馬中に開催が多い札幌,函館,福島,新潟競馬場なんかは他に比べて平均気温は低め。
サラブレッドは寒冷地出身の馬が多いですから、体力的にもローカル競馬場の方が適しているというわけです。
夏競馬の特徴と傾向!他シーズンとの違いは?
夏競馬が、競馬のシーズンの中で最も盛り上がらない期間と言われていることをご存知でしょうか。
現に、夏競馬と検索をかけると、その検索結果に「つまらない」というワードが引っかかります。
その他にも「荒れる」「難しい」といったネガティブなワードも見かけるため、それだけに良いイメージがある方が少ないことも推測できるでしょう。
では、なぜ夏競馬だけがそう言われているのか。
夏競馬と他シーズンの特徴と傾向を把握したうえで、その理由について探っていきましょう。
G1レースの開催が1度もない
夏競馬最大の特徴とも言えるのが、G1レースの開催が1度もないことです。
夏競馬のメインレースはG3がメインで、G2すら1度しか開催されません。
そして、G1レースが開催されないということはすなわち、ビッグホースが出走する機会がほとんどなくなります。
夏競馬前には注目レースが多く開催されるため、そこで活躍した競走馬は休養期間に。
すると、今まであまり注目されてこなかった馬がメインで走ることになるため、結果的にレースは荒れ、予想が難しくなります。
こういった経緯もあり、冒頭の「つまらない」という評価にも繋がるのでしょう。
猛暑と梅雨といった厳しい条件下でレースが開催される
夏競馬は気温や環境が他シーズンよりも荒れることが多く、厳しい条件下でのレース開催が多くなります。
猛暑は競走馬と騎手の体力面において大きな影響が。
そして、梅雨は当日の馬場状況が著しく変わる可能性があり、こちらもレースに大きな影響与えます。
上記2点は前述した競走馬と同じくらいにレースが荒れやすい要因でもあるため、これもまた夏競馬が難しいと言われる理由の1つです。
ちなみに話は少しそれますが、猛暑という点において、競走馬と騎手の命にも関わることから、最近JRAからもある対処が行われています。
それが「炎天下のピークである11:30〜15:00まで一度レースを完全に中止し、その後またレース再開する」という処置。
2023年3月に新しく発表されたもので、その詳細は下記の通りです。
- 7/27・7/28・8/3・8/4の4日間
- 新潟競馬場でのみ導入
- 1R〜5Rを11:30までに開催
- 6R(準メインレース)を15:10ごろに開催
- 7R(メインレース)を15:45頃に開催
- 最終の12Rは18:30ごろ開催
導入されるのは、開催場が新潟・札幌の2会場となる上記期間のみ。
札幌競馬場は夏場でも涼しいことから、今回の対象外となっているようです。
このような処置は他シーズンにはなく、それくらい厳しい条件下でレースが行われることがわかっていただけたかと思います。
2歳馬のデビューシーズン
夏競馬は2歳馬がこぞってデビューするシーズンです。
2歳新馬戦が1日に多く組み込まれる日もあり、それメインで予想する人も中にはいるのではないでしょうか。
ただ、2歳馬は過去データが少ない分、予想の難易度が高いことでも知られています。
人気薄の馬がぶっちぎりで優秀である可能性も高いので、私もこれまでに波乱の展開に頭を抱えてきた人を何人も見てきました。
2歳戦でしっかり的中させるには、血統や調教時のデータが直でオッズに反映されることを予測しつつ、しっかりその馬を見極める相馬眼が必要です。
これに関しては競馬経験が豊富な方でなければ中々難しいので、難しいと言われるのも納得でしょう。
牝馬の成績が上がる・・・?
よくネット上で「夏は牝馬」と言われ、牝馬が活躍するシーズンだと思っている方が多く存在します。
ですが、実はそんなことはなくただの迷信であることをご存知でしょうか。
実際、牝馬は牡馬に比べて代謝機能や体温調節の面で優れているというのは事実ですが、過去レースの分析を通してみると突出して成績が上がっているわけではないようです。
その分析データを見てみましょう。
▶15年分の8月牝馬の勝率(1番人気)
参照:うまめし.com「夏競馬は牝馬がなぜ強いのかデータで格言を検証」
データを見ると、特別牝馬が強いというわけではないことが見て取れます。
確かに、牝馬が優秀な年はあるものの、牡馬のほうが優秀な年もあるため、一概には判断できません。
そのため「夏は牝馬」を真に受けすぎると、予想の軸がぶれ、結果当てにくくなることが目に見えています。
あまりこういったネットの情報は信用しすぎないよう、しっかり自分の経験やこういったデータを通して判断するようにしましょう。
2024年夏競馬の注目レースと日程一覧
続いては、2024年の夏競馬の注目レースとその日程を一覧にしてお伝えしていきます。
日程 | レース名 | 開催競馬場 |
---|---|---|
6月30日(日) | ラジオNIKKEI賞(G3) | 福島 |
6月30日(日) | テレビ西日本賞北九州記念(G3) | 小倉 |
7月7日(日) | 七夕賞(G3) | 福島 |
7月7日(日) | プロキオンステークス(G3) | 小倉 |
7月13日(土) | 函館2歳ステークス(G3) | 函館 |
7月14日(日) | 函館記念(G3) | 函館 |
7月21日(日) | 中京記念(G3) | 中京 |
7月27日(土) | 新潟ジャンプステークス(J・G3) | 新潟 |
7月28日(日) | アイビスサマーダッシュ(G3) | 新潟 |
7月28日(日) | 北海道新聞杯クイーンステークス(G3) | 札幌 |
8月4日(日) | レパードステークス(G3) | 新潟 |
8月4日(日) | エルムステークス(G3) | 札幌 |
8月11日(日) | 関屋記念(G3) | 新潟 |
8月11日(日) | 小倉記念(G3) | 中京 |
8月18日(日) | CBC賞(G3) | 中京 |
8月18日(日) | 札幌記念(G2) | 札幌 |
8月24日(土) | 小倉サマージャンプ(J・G3) | 中京 |
8月25日(日) | 新潟2歳ステークス(G3) | 新潟 |
8月25日(日) | キーンランドカップ(G3) | 札幌 |
8月31日(土) | 札幌2歳ステークス(G3) | 札幌 |
夏競馬で開催される重賞レースは計20回。
注目は、唯一のG2である札幌記念でしょう。
札幌記念はG2の中でも格付けが高いレースであり、毎年かなり大きな盛り上げを見せます。
G1ホースや実力馬も出走するレースとなっていますから、今年も間違いなく注目の1戦となりそうです。
夏競馬攻略におすすめの予想元をご紹介!
本記事を通して、夏競馬に対して不安を覚えた方も多くいることでしょう。
ただ、まだ投げやりになる必要はありません。
しっかりとした予想元を押さえておけば、難しい夏競馬といえども安定して勝ち続けられることは可能です。
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夏競馬から生まれたG1ホースをご紹介!
続いては、夏競馬から生まれたG1ホースをご紹介していきます。
2歳馬のデビューシーズンでもある夏競馬ですが、そこから生まれたG1ホースはどれだけいるのか。
さっそく、一覧をご覧ください。
※翌年のクラシック馬を記載しています
デビュー戦 | 馬名 | 獲得タイトル |
---|---|---|
新潟競馬場 | リバティアイランド | 桜花賞・オークス(2023) |
スターズオンアース | 桜花賞・オークス(2022) | |
ロジャーバローズ | 日本ダービー(2019) | |
アーモンドアイ | 桜花賞・オークス(2018) | |
オルフェーブル | 皐月賞・日本ダービー・菊花賞(2011) | |
札幌競馬場 | エフフォーリア | 皐月賞(2021) |
ソウルスターリング | オークス(2017) | |
ディーマジェスティ | 皐月賞(2016) | |
レッツゴードンキ | 桜花賞(2015) | |
レジネッタ | 桜花賞(2008) | |
タニノギムレット | 日本ダービー(2002) | |
ジャングルポケット | 日本ダービー(2001) | |
テイエムオーシャン | 桜花賞(2001) | |
小倉競馬場 | ドウデュース | 日本ダービー(2022) |
レーヌミノル | 桜花賞(2017) | |
ワンアンドオンリー | 日本ダービー(2014) | |
メイショウサムソン | 皐月賞・日本ダービー(2004) | |
ヒシミラクル | 菊花賞(2002) | |
函館競馬場 | ソダシ | 桜花賞(2021) |
ロゴタイプ | 皐月賞(2013) | |
ゴールドシップ | 皐月賞・菊花賞(2012) | |
エリンコート | オークス(2011) | |
ローブデコルテ | オークス(2007) | |
中京競馬場 | ワグネリアン | 日本ダービー(2018) |
ハープスター | 桜花賞(2014) | |
福島競馬場 | アパパネ | 桜花賞・オークス(2010) |
中でも注目は、3冠馬を3頭排出している新潟競馬場。
新潟競馬場は名馬デビューの地とも言われており、上記以外にもイクイノックス、ジャスタウェイといった世界的にも有名な馬までここから生まれています。
そのため、翌年のクラシック馬に出会いたい方は、まず新潟競馬場を押さえておくのがオススメ。
そのほか、福島競馬場のアパパネのように、新潟以外のどこでも強い馬は生まれる可能性があるので、その点は夏競馬の見どころとも言えますね。
夏競馬で注目のジョッキーをご紹介!
夏競馬は他シーズンと特徴や傾向が異なることから、ジョッキーに見極め方も変わってきます。
そこで今回は、2023年のJRAで公式に開かれた「サマージョッキーシリーズ」の順位をもとに、注目のジョッキーをご紹介!
サマージョッキーシリーズ
- JRA指定の15レースの着順でポイントを競う
- 対象レースは函館スプリントS、米子S、CBC賞、七夕賞、函館記念、中京記念、アイビスSD、小倉記念、関屋記念、北九州記念、札幌記念、キーンランドC、新潟記念、セントウルS、京成杯オータムHの15レース
- 全騎手が対象
それでは、上位5名の騎手をご紹介していきます。
順位 | 点数 | 騎手 | 主な騎乗馬 |
---|---|---|---|
1位 | 31ポイント | 松山弘平 | ソウルラッシュ |
2位 | 28ポイント | 川田将雅 | プログノーシス |
3位 | 27ポイント | 西村淳也 | メイショウシンタケ |
4位 | 25ポイント | 団野大成 | ジャスパークローネ |
5位 | 22ポイント | 松岡正海 | ウイングレイテスト |
1位は松山弘平騎手です。
松山弘平騎手は対象期間に1着が2回、2着が1回という成績を残し、1位に輝きました。
その他のレースにおいても、しっかりポイントがつく順位に入線しており、他騎手を押さえて1番の安定感を見せたことが勝因と言えます。
ただ、もちろん対象レースに出走していない騎手もいるため「このレースにこの騎手が出ていれば結果は変わっていた」となる可能性もあるでしょう。
記載はありませんが「ルメールを買っておけば間違いない」で有名なルメール騎手も15戦中4戦しか出走していないにも関わらず17pで8位ですから、これがすべての判断材料とは限りません。
そのためあくまでこのランキングは参考までに活用することをおすすめします。
夏競馬でよくある質問
夏競馬まとめ
今回は夏競馬について解説していきましたが、いかがでしたでしょうか。
他シーズンと比べて特徴や傾向に大きな違いがあり、レースをする側も、馬券を買う側も難しい時期であることがおわかりいただけたかと思います。
ただ、難しさがありながらも、2歳馬のデビューシーズンであるなど、普段とはまた別の楽しみ方ができる時期でもあります。
そのため、懸念を感じている方も一度思い切って挑戦してみる価値は大いにあるでしょう。
また、その際には本記事内でご紹介した競馬予想サイトも検討に入れ、私と同じよう、まる乗りをして稼いでいくことも手段の1つです。
ぜひ、皆さんが稼げると思った方法で、夏競馬を楽しんでいきましょう!
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