藤岡康太騎手の死因は落馬！事故レースの映像や関係者からの追悼の言葉をご紹介します

『藤岡康太騎手が死去』

4月11日の朝、競馬ファンにとって非常に悲しいニュースが流れました。

何故このような事態に陥ってしまったのか。

死亡の原因や落馬してしまった経緯、ファンや関係者の反応まで徹底的に調査してきました。

ぜひ最後までご覧ください。

藤岡康太騎手死亡の原因は落馬！レース動画と共にご紹介

藤岡騎手が亡くなってしまった原因となったレースは2024年4月6日の阪神7R。

3コーナーで騎乗馬が前の馬に当たり躓いたことによって落馬。

これにより頭部と胸部を負傷したと発表されました。

それから4日間、意識が戻らない期間が続き、10日朝に実の兄である藤岡佑介騎手から、

『たくさん心配されている方もいらっしゃると思うので現状をお伝えしておきたいと思います。落馬でご迷惑、心配をお掛けて申し訳ありませんということと、まだ意識が戻っていない状態で、本人の頑張りに期待するしかないというところで、僕ら家族も見守っている状態です。ファンの方もたくさん心配されている方がいらっしゃると思うので、何とか帰ってこられるように願ってあげてほしいと思います』

と現状を綴るコメントがされました。

ただ、このコメントが公表から間もなく、JRAから4月10日7時49分に息を引き取ったと発表。

35歳という若さで天国へ旅立たれました。

関係者から寄せられた追悼の言葉

今回の件で、多くの競馬関係者の方から追悼の言葉が寄せられました。

こちらでは、その一部を紹介していきます。

この度の藤岡康太騎手の訃報に接し、謹んで哀悼の意を表します。昨年のマイルチャンピオンシップ表彰式でのつつましい笑顔が思い出されます。今後のさらなる飛躍が期待された藤岡騎手、残念でなりません。JRA役職員一同、深い悲しみの中におりますが、藤岡騎手のご供養のためにも、しっかりとした競馬を続けていくことが私たちの使命と考えております。ご家族様・ご親族様に謹んでお悔やみを申し上げますとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

JRA理事長 吉田正義

こんなにつらく、悲しいことはありません。
まだ、信じられないです。
今後、康太の思いを胸に乗っていきたいと思います。

日本騎手クラブ会長 武豊

ナミュール見事な騎乗やったなぁ。センスとここ一番の冷静さがあって、調教でも厩舎を支えとるジョッキーやった。康太、お疲れさまでした。ご冥福をお祈りいたします。

元ジョッキー 安藤勝己

藤岡康太騎手のプロフィール

名前	義英真
職業	騎手
生年月日	1988年12月19日
死没	2024年4月10日(35歳)
出身	滋賀県
身長/体重	169cm/50kg
デビュー戦	2007年3月3日 中京1R 3歳未勝利
初勝利	2007年3月3日 中京1R 3歳未勝利
通算勝利数	中央競馬803勝/地方競馬18勝
通算獲得賞金	中央競馬4億4049万円/地方競馬150万円

調教師である父の藤岡健一の次男として誕生。

育った環境や、兄がジョッキーを目指していることに影響され乗馬をはじめ、競馬に興味をもち騎手を目指したそうです。

2007年に平地・障害の目居を取得し、同年宮徹厩舎の所属がきまりました。

初出場のレースは3月3日の中京競馬1Rで行われた3歳未勝利。

父である健一氏の管理馬であるヤマニンプロローグに騎乗し、見事に初騎乗・初勝利を果たしました。

2年後には2009年にはNHKマイルカップにて初のG1勝利。

そこからG1での勝利がなかったものの、直近の2023年に行われたマイルチャンピオンシップで2度目のG1制覇を飾っています。

まとめ

2023年のマイルチャンピオンシップを制し、今年はさらなる飛躍の年になるのではと期待されていた藤岡康太騎手の急逝。

死因は、レース中の落馬による事故でした。

目を覚まし、再び舞台に立つことを期待していた私としても本当に残念でなりません。

また、今回の件で改めて競馬はほんの僅かなきっかけで生死を分けるスポーツだと実感しました。

全ての事故を防ぐことは難しいですが、同じようなことが繰り返されないような対策を講じて欲しいと強く願います。

まだまだこれから応援して行きたかったという一心ではありますが、長年のご活躍本当にお疲れさまでした。

心より御冥福をお祈り申し上げます。